システム開発の見積もりは、金額と完成条件をセットで比較します。当社は1時間11,000円(税込)で、要件定義・すり合わせ・開発・テスト・バッファの工数を見積もり、未確定の作業と外部サービス費を分けて説明します。
2026年9月7日時点の情報です。
概算と確定する範囲を分ける
概算の段階では、まだ接続仕様や移行データを確認できていないことがあります。金額が一律に何%ずれると考えるのではなく、どの未確定事項が何の作業を増やすかを記録します。
見積書に「一式」と書かれていても、含む作業、対象外、前提、納品物を説明してもらえば比較できます。書式だけで誠実さを判断しません。
当社の費用を積み上げる方法
税込見積額=(要件定義+すり合わせ+開発+テスト+バッファ)の時間 × 11,000円です。
以下は計算方法を示す架空例です。特定のシステムの相場や標準工数ではありません。
| 工程 | 仮の時間 | 税込金額 |
|---|---|---|
| 要件定義・現状調査 | 12時間 | 132,000円 |
| 契約後のすり合わせ・仕様合意 | 8時間 | 88,000円 |
| 開発・移行・公開準備 | 40時間 | 440,000円 |
| テスト・受入確認 | 16時間 | 176,000円 |
| バッファ | 8時間 | 88,000円 |
| 合計 | 84時間 | 924,000円 |
クラウド・API等の実費、保守契約は別に確認します。初回相談・認識合わせの無料モック・お見積もりは無料で、上表のすり合わせは契約後の作業を想定しています。有償作業へ移る境界は事前に合意します。
比較例:同じ申請画面でも金額が違う理由
架空のA案は入力と一覧、B案は承認・差し戻し・通知・操作履歴まで含むとします。単にB案が高いとは判断できません。対象の利用者、承認経路、添付、移行、試験、公開作業を揃えてから差を確認します。
| 確認欄 | 書く内容 |
|---|---|
| 含む | 今回完成させる操作と状態 |
| 含まない | 次の段階に回す機能や顧客側の作業 |
| 未確定 | API仕様、既存データの補正量など |
| 合格条件 | 通常・例外・権限を確認するシナリオ |
| 変更時 | 費用・納期の影響、承認者、開始条件 |
バッファと追加費用を混同しない
バッファには、未確定の連携仕様や補正作業などの理由を記載します。何%を必ず加えるという扱いにはしません。調査で解消できる部分は先に調べ、未使用分の扱い、超過時の精算、仕様追加との違いを契約で決めます。
不具合の修正と仕様変更は、合意した完成条件との差で整理します。金額への影響がある変更は、依頼内容と承認を記録します。見積もりの前提となる要件定義の進め方は要件ヒアリングの進め方、費用対効果の考え方は業務システム開発の費用対効果で扱っています。
見積依頼は空欄があっても始められる
見積もりシートと概算計算に、分かる範囲で時間・根拠・未確定事項を記入できます。必要な時間が分からない欄は0とせず、調査が必要と残してください。
よくある質問
Q. 相談の段階から1時間11,000円かかりますか?
初回相談・認識合わせの無料モック・お見積もりは無料です。契約後の要件定義や仕様のすり合わせなど、見積範囲の作業に時間単価を用います。有償作業の開始条件は事前に確認します。
Q. 予算が未定でも見積もりを相談できますか?
できます。まず対象業務と希望する状態から整理し、範囲を分けた案を検討します。
Q. 保守費も含まれていますか?
個別の契約で確認します。開発費と、保守作業、クラウド・API利用料を分けて比較してください。
自社の状況を整理して相談する
まず、含む作業、含まない作業、5工程の時間、未確定事項を書き出してください。この記事に合う検討シートとAI相談用プロンプトで、未確認の項目を残したまま整理できます。シートを完成させる前でも、お気軽にご相談いただけます。
運営・編集