Vercel・Supabaseで作ったPoCを本番へ移す際は、利用者ごとの権限、秘密情報、環境分離、復元、処理の上限を確認します。このページは、事業としての本番化判断に加えて必要な技術設定の確認を扱います。
2026年9月7日時点の情報です。
まず本番データを扱う境界を決める
検証用のプロジェクト、認証、APIキー、DBを本番と区別します。試作の共有URLから本番の顧客情報へ到達しないことを確認します。事業側の責任と承認はPoC本番化チェックリストで整理できます。
Supabaseの拒否テスト
Supabaseの公式RLSガイドを参照し、テーブルの権限と行単位のポリシーを確認します。
| 利用者 | 操作 | 説明用の期待結果 |
|---|---|---|
| 未ログイン | 顧客データの参照 | 拒否 |
| A社の一般担当 | B社の記録の参照・更新 | 拒否 |
| A社の一般担当 | 自社の許可された記録の更新 | 許可 |
| 権限削除後の利用者 | 以前のURLから再参照 | 拒否 |
| 管理処理 | 対象外のレコード更新 | 業務条件に基づいて検証 |
この表は実装例の期待値であり、既存設定が合格していることを示しません。DBだけでなく、添付ストレージ、ビュー、サーバー処理も対象にします。
秘密情報とログ
強い権限を持つキーをブラウザへ渡さず、サーバー側で必要な範囲に限定して使います。画面、エラー、ログへ秘密情報が出ないかを確認します。削除・失効したキーが残っていないか、更新手順も記録します。
実行上限と失敗の扱い
関数の時間・メモリ・接続数などはプランと機能によって違うため、Vercelの関数ドキュメントで現在の条件を確認します。長時間のAI処理、連携のタイムアウト、再試行が起きても、二重登録や処理済みの誤表示がないかを試します。
復元と公開の確認
バックアップを別環境へ戻し、ログインと代表的な業務を確認します。公開前の承認、公開するバージョン、戻す判断と担当を記録します。設定画面の確認だけで公開可としません。
技術構成全体の選定はNext.js・Supabase・Vercelで業務システムを作る、FirebaseからSupabaseへ移行する場合はFirebaseからSupabaseへ移行する前に、インフラ費用の比較はVercelとAWSの費用比較、コンテナ実行が必要な場合はVercelのDockerfile対応とはで扱っています。
工数と費用を見積もる
試作の調査、権限設計のすり合わせ、修正、拒否テスト、公開・復元手順の整備を工数へ含めます。
当社の作業単価は 1時間11,000円(税込) です。要件定義・契約後のすり合わせ・開発・テスト・バッファの時間を積み上げて見積もります。バッファは未確定事項ごとに理由を示し、クラウド・API等の実費と保守契約は別に確認します。初回相談・認識合わせの無料モック・お見積もりは無料です。見積もりの進め方と相談シートで整理できます。
よくある質問
Q. PoCでログインできれば権限は十分ですか?
認証と権限は別です。他人のデータや許可しない更新が拒否されることを直接試します。
Q. 本番化はコード修正だけですか?
環境、キー、データ、監視、復元、公開手順、運用担当の確認も必要です。
自社の状況を整理して相談する
まず、本番・検証の区別、権限外の試験、秘密情報、復元結果を書き出してください。この記事に合う検討シートとAI相談用プロンプトで、未確認の項目を残したまま整理できます。シートを完成させる前でも、お気軽にご相談いただけます。
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