製造業のERP選定では、標準業務へ合わせられる範囲と、独自の工程・原価・連携が必要な範囲を分けます。ERP、追加連携、個別開発を比較し、社内文書のAI検索は基幹業務の刷新と別の要件として扱います。
2026年9月7日時点の情報です。
同じ業務シナリオで比較する
販売、購買、在庫、製造、会計を一括で個別開発する前に、既製品が合う処理を確認します。標準機能へ業務を合わせる負担と、独自開発を保守する負担を両方残します。
製造業固有の比較例
| 業務 | 既製品で確認すること | 個別設計を検討する条件 |
|---|---|---|
| 工程 | 外注・戻し工程・分岐 | 固有の状態を標準で表せない |
| 原価 | 材料・労務・配賦の扱い | 必要な判断単位が異なる |
| 在庫 | ロット・仕掛・委託 | 更新と追跡の条件が合わない |
| 連携 | 設備・計量・取引先形式 | 利用可能な接続が不足 |
| 会計 | 締め、訂正、出力 | 現行との境界を個別に決める |
AI検索は既製サービスにもある
社内情報をAIで検索する機能は、既製サービスにもあります。たとえばMicrosoft 365 Copilot Searchは権限を踏まえた検索を案内しています。Microsoftの説明
「パッケージにはAI検索がないから全面開発」という比較にはしません。契約、対象データ、権限、検索品質、連携を個別に確認します。
当社のRAG実績とERPは区別する
当社の製造業向けRAG構築は、数百件の社内文書・資料を自然言語で検索する実装です。生産・原価・会計を含むERP全体の導入実績として示すものではありません。
受入と移行の判断
代表製品を選び、受注から製造、出荷、締めまでを追います。分納、不良、手直し、外注戻り、締め後訂正も確認します。全体を一度に変える案と、現行ERPを残して不足部分を補う案を比べてください。
工数と費用を見積もる
対象モジュール、拠点、工程、連携、移行、締め処理のテストを分け、同じ範囲でERP導入費と比較します。
当社の作業単価は 1時間11,000円(税込) です。要件定義・契約後のすり合わせ・開発・テスト・バッファの時間を積み上げて見積もります。バッファは未確定事項ごとに理由を示し、クラウド・API等の実費と保守契約は別に確認します。初回相談・認識合わせの無料モック・お見積もりは無料です。見積もりの進め方と相談シートで整理できます。
よくある質問
Q. フルスクラッチの方が業務に合いますか?
自由に設計できる範囲はありますが、要件の整理と継続保守が必要です。標準業務は既製品で満たせるかも比較します。
Q. RAGの実績があればERP刷新も同じですか?
対象が異なります。文書検索の実装と、生産・在庫・原価の基幹処理は別に要件と検証を確認します。
自社の状況を整理して相談する
まず、標準に合わせる業務、固有の工程、原価、在庫、会計連携を書き出してください。この記事に合う検討シートとAI相談用プロンプトで、未確認の項目を残したまま整理できます。シートを完成させる前でも、お気軽にご相談いただけます。
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