
つぎてなびのこと
事業承継というと、株式の移転や相続税の話だと思われがちです。ですが、実際に会社を継いだ二代目・三代目の経営者から聞こえてくる悩みは、もう少し地味なところにあります。先代が使っていたシステム、紙のまま残っている業務フロー、そして「先代の代からの付き合いだから」という理由だけで契約が続いているベンダー。
技術的な難しさよりも、それを変えることで角が立つかもしれない、という「しがらみ」の重さの方が、話を聞いていると勝る印象でした。つぎてなびは、この承継後という時期に特化して作ったメディアです。
手続きの後の話を、書く
事業承継の情報は、手続きが終わるところで止まっていることが多く、「継いだ後、会社の中身をどう変えていくか」に答える記事は多くありません。
つぎてなびは、先代システムの棚卸し、脱・紙とハンコ、非IT出身の経営者でも判断できるIT実務、古いベンダーとの決別と共存、そして現場の巻き込み方までを扱います。「アトツギ」という言葉は既存の商標・国事業と紛らわしいため使わず、「後継ぎ」「承継した経営者」という一般語で統一しています。コラム140本、ガイド36本を公開済みです。
開発会社が運営している、という利益相反を隠さない
つぎてなびは、Next.jsのフルスクラッチ開発を手がける株式会社ゼットリンカーが運営しています。「刷新の外注のはじめかた」というテーマを扱う以上、運営元が開発会社であることは中立性を疑われて当然の立場です。
運営者情報を毎ページ明示し、広告枠には必ず「広告」の表示を付けています。
これからのこと
先代のベンダーとの関係を見直すべきか、現場をどう巻き込むか——こうした判断は、記事を読むだけで踏ん切りがつくものではないと分かっています。読者が実際に一歩を踏み出せたかどうかを、今後は問い合わせの内容から確かめていきたいと考えています。