
介護しせつさーちのこと
「そろそろ施設を考えたほうがいいかもしれない」
家族の誰かがそう感じ始めたとき、多くの人は何から手をつければいいのか分からなくなります。特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム——名前の違いすら曖昧なまま、費用も入居条件もバラバラな情報の中を手探りで進むことになる。しかも、多くの場合それは、時間の余裕がないタイミングで始まります。
介護しせつさーちは、そんな施設探しを、条件で絞り込みながら落ち着いて比較できる形にするために作ったサービスです。実は、介護さーちシリーズ(訪問・求人・用品・タクシー・理美容の各サービス)は、すべてこの介護しせつさーちを原型として生まれています。
費用・エリア・種別で、施設を比較できる
都道府県、施設の種別、月額費用のレンジ、入居時費用のレンジといった軸で施設を絞り込み、比較しながら問い合わせまで進められるようにしています。
施設探しにおいて費用は避けて通れないテーマです。だからこそ、具体的な費用感を早い段階で掴めるように、費用レンジでの検索を大切な機能のひとつに位置づけています。あわせて、施設の受け入れ状況が確認できていない場合は「要確認」と正直に表示し、問い合わせの際に直接確認いただくようご案内しています。
もともとAIエージェントとして生まれたサービス
介護しせつさーちには、他の施設検索サービスとは少し違う成り立ちがあります。
このサービスは、最初から人間向けのWebサイトとして企画されたわけではありません。AIエージェント同士が情報をやり取りするための技術的な仕組み(Agent Card、JSON-RPCという規格)を土台に始まり、そのあとで人間向けのWeb画面を重ねて今の形になりました。介護さーちシリーズ全体の「AIエージェント時代を見据える」という思想は、ここから始まっています。
2030年に向けて、施設を探す行動の主体は「人がブラウザで探す」から「人の代わりにAIエージェントが探す」へと徐々に移っていくと私たちは考えています。そのときに、人間にとってもAIエージェントにとっても「まず最初にアクセスする場所」でありたい。これが介護しせつさーちの北極星です。
そのために、施設・都道府県・種別といったデータは、画面の見た目のためだけでなく、将来AIエージェントが正確に読み取れる形で整理することを、設計の一番の軸に置いています。
これからのこと
今は、家族・本人の方が使いやすい検索・比較・問い合わせの体験を磨いている段階です。今後は、AIエージェントが直接情報を取得できるインターフェースを、人間向けの機能と同じデータの上に段階的に追加していく予定です。
施設探しという、人生の中でも特に重たい決断を迫られる場面で、少しでも冷静に比較検討できる材料を届けたい。介護しせつさーちは、その思いから始まり、これからも育て続けていくサービスです。