プロジェクト成果
1件ずつの手入力を一括取り込みと自動登録に置き換え
商品登録工数の削減
AIが説明文の草稿を生成し記載の薄い商品を解消
商品情報の充実
AIタグ付けで担当者ごとの分類基準の差を抑制
分類のばらつき解消
概要
商品登録を手作業で行っていた卸売企業向けに、Next.js + Supabaseで商品登録の自動化システムを構築。仕入れた商品データの取り込みから登録までを自動化し、あわせてAIによる商品タグの付与と商品説明文の生成を組み込んだ。担当者が1件ずつ商品情報を入力し、説明文を書き起こしていた工程を、確認と修正が中心の運用へ切り替えることを目的としている。
商品データを単一のデータベースで扱い、AIが生成したタグ・説明文は人が確認したうえで反映する設計を採用。生成物をそのまま公開せず、担当者の判断を最後に挟む運用を前提とした。
技術構成
- フロントエンド: Next.js。商品管理画面・登録確認画面を単一フレームワークで提供
- バックエンド: Supabase。認証・データベース・リアルタイム通信を統合
- AI連携: 商品情報をもとにタグと説明文を生成し、生成結果を編集可能な状態で管理画面に提示
- 構成方針: シンプルな2層構成で運用負荷を最小化し、現場で扱いやすい操作性を優先
実装内容
- 商品データの一括取り込み: 商品名・型番・価格・仕入先などを含む商品データをまとめて登録できる取り込み処理を実装
- 商品登録の自動化: 取り込んだデータを整形し、商品マスタへ自動で登録するフローを構築
- AIによるタグ付け: 商品情報をもとにカテゴリ・特徴などのタグを自動付与し、検索・分類に利用できる形で保存
- AIによる商品説明文の生成: 商品情報から説明文の草稿を生成し、管理画面上で編集・確定できる導線を実装
- 生成結果の確認・修正フロー: AIの出力をそのまま確定させず、担当者が確認・修正してから反映する運用を組み込み
- 検索・フィルタリング: 商品名・タグ・仕入先などの軸で絞り込みができる検索機能
- 権限管理: 担当者ごとにアクセス範囲を制御し、データの安全性を確保
背景
商品登録が手作業で行われており、商品点数の多さに対して入力工数が慢性的に不足していた。商品説明文も担当者が個別に書き起こしていたため、書き手によって粒度や表現がばらつき、記載の薄い商品がそのまま残る状況が生じていた。
タグ付けについても明確な基準がなく担当者の裁量に委ねられていたため、同種の商品が別々の分類に入り、検索で目的の商品にたどり着けないことがあった。商品点数の増加に伴い、手作業前提の運用では登録が追いつかない見通しが立っていた。
導入効果
- 商品登録が自動化され、1件ずつ入力していた工数を確認・修正中心の作業に置き換え
- 説明文の草稿をAIが生成することで、記載が薄いまま放置される商品を減らし、商品情報の充実度を底上げ
- タグ付けの基準がシステム側に寄ったことで、担当者ごとの分類のばらつきを抑制
- タグが揃うことで商品検索の精度が上がり、社内での商品の探しやすさが向上
- 商品点数が増えても登録作業が破綻しない、拡張に耐える運用体制を確保
- 手作業の入力工程が減ったことで、登録漏れ・転記ミスの発生余地を縮小
- 登録作業から解放された担当者が、仕入先との交渉や品揃えの検討といった本来の業務に時間を使える体制を実現
- 商品データが一元化され、売れ筋分析・価格見直しなど次の打ち手に必要な土台を構築
- AIの出力を人が確認してから反映する運用により、生成物の品質を担保したまま自動化の効果を得られる形を確立
キーワード
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